治療院・接骨院を開業・開店する場合、どんな業種でも同じことが言えますが、事業計画は最低限、必要です。銀行から融資を受ける場合は当然のこと、融資を受けない場合でも、店舗立地やベット数、スタッフ人数などをイメージし、まずは、大よその売上計画を策定しましょう。治療院や接骨院の経営に大事なのは治療師の「腕」です。おそらく、その「腕」に自信があるから開業・開店をされるのだと思います。しかしながら、競争が激化しつつある治療院・接骨院業界では、「腕」だけでは成り立たなくなってきているのも事実です。治療院・接骨院は「サービス業だ」という精神を治療師含むスタッフ全員が持つことが必要なのです。具体的には、患者様へのインフォームド・コンセントや治療師・スタッフのマナー、店舗内の美化など、患者様への「おもてなし」が他店との「差」になります。従来の治療院や接骨院の経営は50代以降〜がメインターゲットでしたが、現在では30代〜40代の女性も大きなマーケットです。「腕がいい」だけでは生き残れません
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