マンガ喫茶・・・言わずと知れた名古屋発祥の新しい喫茶店の形です。ここ数年、大型店舗化し、マンガだけでなく、インターネットは当然こと、シャワーやリラクゼーションルーム、アロマ、などいろいろなサービスが併設され、「ネットカフェ難民」という社会現象まで巻き起こしています。さて、マンガ喫茶を開業する場合、どんな業種でも同じことが言えますが、事業計画は最低限、必要です。銀行から融資を受ける場合は当然のこと、融資を受けない場合でも、店舗立地や席数、スタッフ人数などをイメージし、まずは、大よその売上計画を策定しましょう。マンガ喫茶の経営は大きく2つの流れにあると思います。ひとつはとにかく様々なサービスの併設による大店舗化です。もうひとつは、あまり目立ちませんが、地域密着の顧客満足を追及した席数30〜40席の特化したマンガ喫茶です。大型店舗はフリードリンクサービスを中心にしていますので、「人」のサービスは二の次です。将来的には差別化のひとつになると思いますが、現状では優先順位は下のほうでしょう。しかし、地域密着の小さな店舗は「人」のサービスが絶対必修条件です。マンガの種類などの特化も大事ですが、「人」のサービスで一歩先行く「Newマンガ喫茶」が求められています。 |